広島大学大学院先进理工系科学研究科 熱工学研究室内
中国地域バイオマス利用研究会
TEL : 082-424-5762
FAX : 082-422-7193
Email : bprc * hiroshima-u.ac.jp (注: *は半角@に置き換えてください)
日时:2025年5月27日
プログラム
解説 広島大学大学院先进理工系科学研究科 教授 松村 幸彦

讲演 広島大学大学院統合生命科学研究科 博士課程前期2年 橋間 友亮
「Aurantiochytrium属の细胞凝集性を利用した効率的细胞回収法の开発」
油脂の発酵生产では、培养细胞の回収コストが课题となっています。そこで、以前に単离したAurantiochytrium属変异株が示す细胞凝集性に着目し、その活用を目指しました。これまでに、细胞凝集度の定量评価法を确立して、凝集活性本体の精製に成功しました。现在、その构造机能相関の解析を进めており、将来的には细胞回収のみならず、新规バイオマテリアルとしての応用可能性にも期待しています。

讲演 広島大学大学院統合生命科学研究科 助教 渡邉 研志
「非糖质炭素源を利用したAurantiochytrium属による油脂生产」
従属栄养条件下で増殖して有用油脂を蓄积するAurantiochytrium属を产业利用するにあたって、様々なバイオマスから安価に製造できる酢酸は理想的な炭素源です。本研究では、酢酸を资化するときのAurantiochytrium属の特徴的な遗伝子発现および代谢物のプロファイルから育种标的を探索し、独自に开発したゲノム育种技术により酢酸からの油脂生产性を向上させた改良株を作出しました。

讲演 広島大学大学院統合生命科学研究科 教授 秋 庸裕
「骋补蝉-迟辞-尝颈辫颈诲蝉バイオプロセスの特徴と课题」
カーボンリサイクルを伝統的発酵技術の応用で実現する「Gas-to-Lipidsバイオプロセス」は、バイオ技術としては炭素変換効率が極めて高く、その結果として多彩な油脂製品へのアウトプットが期待できる有望な技術です。本讲演では、その技術的特徴や克服を要する課題とその解決策について述べます。

司会 広島大学大学院先进理工系科学研究科 教授 松村 幸彦