事务情报化の取り组み
広島大学では、平成6年12月に閣議決定された政府の「行政情報化推進基本計画」に基づき、積極的に事務作業の効率化や電子情報を利用したペーパーレス化などに取り組んできました。事務情報化を推進する組織である「事務処理電算化検討委員会」では、平成8年7月に「管理事務情報化推進ワーキンググループ」を 設置し、「文書共有システム」や「電子メールシステム」についての検討を始めました。さらに、コンピュータを有効に使って業務効率化を図るために、この組織を発展させた「事務情報化推進リーダー会議」を平成9年4月に発足させました。この会議は、事務情報化における様々な課題の検討に取り組むと共に、各部局でのパソコン操作方法の指導助言及び障害時の対応窓口となる役割も果たしました。
また,国の电子事务局构想を受け,平成12年度から事务机构改革委员会の下でサイバーオフィスの构筑について検讨を行い、平成15年度には事务机构改革の実现と事务情报化推进计画に基づいた事务情报化の実现を目的とした电子事务局が导入されました。
电子事务局は、平成18年度から基本方针の见直しを行い、平成20年度から教职员の情报共有?情报伝达をより促进する机能に重点を置いた全学情报共有基盘システム「いろは」として生まれ変わりました。
业务システムの取り组み
平成16年度の法人化を机に、国立大学法人は自律的な环境下で裁量の大幅な拡大が可能となる一方で、大学を活性化し、より优れた教育や特色ある研究を行うことが求められました。
このような法人化の流れの中で、広岛大学の情报化戦略においては、大学运営支援体制の强化のための业务システムの再构筑を目指し、全国に先駆けて、平成17年度に「広岛大学业务系情报システム开発基本方针」を策定しました。
法人化に伴う制度?規則の大幅な変更により、基幹業務システムの多くは再構築を迫られましたが、本方針に沿って、基幹業務システム(学生情報、財務会計、 人事給与)は,計画的な予算確保により再構築され、業務改革、サービスの向上、コストの削減などの成果を上げつつあります。
今后は、大学経営的な视点から多様なデータ分析?评価が行われるようになると予测されます。そのようなニーズに柔软に対応できる情报基盘が必要になるとの前提に立ち、情报化政策を进めています。
学生による履修登録や時間割照会、教員に よる成績登録などの手続きを、インターネットを通じて自宅や研究室などから行うシステムです。また、授業担当教員や事務室からの連絡事項などを伝えるため の掲示板機能や、教育の質の高度化を支援するための授業評価アンケート機能なども有します。- 会计支援システム
会计事务の合理化?集约化のために、物品などの购入请求?予算管理を行うシステムです。
主に、教职员が物品の购入などの事务手続きを行う际に利用します。システム化によって全请求情报を一つデータベースに取りまとめ、それを処理する业务を一部局が担うことで事务の効率化を実现しました。 - 财务会计システム
会计支援システムなどからデータを取り込み、財務諸表作成などを行うシステムです。 - 人事给与システム
所属情报管理?勤怠管理?给与管理などを行うシステムです。 - 教员活动状况调査システム
教员の研究?教育?社会贡献の活动実绩を记録するためのシステムです。本システムの中の公开可能な情报を「研究者総覧」として公开しています。
広岛大学の事务情报化の年表(主なもの)
- 平成9年度
メールシステムの導入(Micorosoft Exchange)によるメールシステムの構築 - 平成10年度
业务用ソフトウェアの标準化を开始 - 平成12年度
会计支援システムの導入(発生源入力の導入) - 平成13年度
もみじ(学生情报システム)の导入(奥别产による履修登録は平成14年度から开始)
文部省新汎用システムの导入
新採用者情报研修の开始 - 平成14年度
ソフトウェア标準化の完 - 平成15年度
电子事务局の导入 - 平成16年度
国立大学法人化
财务会计システム(SAP R/3)の導入 - 平成17年度
新人事给与システムの導入 - 平成20年度
いろは(全学情报共有基盘システム)の导入 - 平成21年度
新もみじ(学生情报システム)の导入