现在、本研究科は、教育システム、教育内容?方法及び组织の抜本的な改革を実施しています。この4月からは新カリキュラムに全面的に移行しました。
间もなく第1タームが终了しますので、ターム制に代わった授业科目がどれほど凝缩され密度の高い学修サービスを提供できたのか、新たに导入した繋ぎ科目では、学修法に焦点を合わせてスムーズに质の高い学修に繋ぐ道を拓くことができたのかなど、その検証を行うのが楽しみです。
もちろん、试行错误はあると思います。よかれと考えて试したがさほどの効果を得られなかったとしても、そこから得られる次への改善?工夫の知恵は贵重な财产となります。次の挑戦では大いなる成果が上がると期待できます。受讲生が割を食されるのではとご心配の向きも、若手弁护士による学修指导ゼミ(自主ゼミ)や个别面谈で十分に补われ、むしろ余りがあるかもしれません。やはり、改革には慎重な二段构えが必要です。
入试も変わります。平成31年度入试(平成30年度に実施される入试です)では、全国统一适性试験が実施されませんので、これに代わる「资质确认」を行います(そのほか,刑诉法が法律科目试験から外れる,3年コースの面接がなくなる,すべての试験が土曜日1日で终了するなど変更点があります。间もなく公开の募集要项でご确认ください)。
小论文では课题文の読解に基づく论述から一定の资质?能力を确认しています。「资质确认」では、身近な问题あるいは抽象性のあるテーマを问います。どのような切り口で论述するかという具体的な问题设定から论理を组み立てて展开することを期待するものです。さらに问题文で异なる考え方や见解に言及することを求めるなど解答に条件を付するならば、多角的あるいは复层的な问题分析の视点を问いつつ、创造的(想像的という面もあるでしょう)な思考がどこまでなしうるかを确认することもできます。
本研究科は、未知の问题に対処できる法曹を养成するという教育理念を掲げています。これまで见たこともない问题にいかに取り组みその解决法を生み出すのか、そのためにはその时に自分に何が必要なのか、では、现在、自分はその时のために何をなしていなければならないのか???、本研究科もこれらの课题を常に考え取り组んでいます。
既知の问题への対処は、前例?先例に倣うことで一定の结果を确保できますから、日顷から时间、エネルギーと资金を投入して情报の収集を継続することが课されます。知识の量が决め手になります。他方、未知の问题では、あるべき姿が问われます。その问题の解决はどうあるべきなのか、それが想像できればその理想の姿に向けて解决の设计図を描きます。高い伦理性を持ち、创造的な思考力を柔软に展开することによって、その设计図はできあがるでしょう。私には、この解决の道筋を示してくれるのは「教养」ではないかと思われます。
纷争解决あるいは纷争の事前解决が求められる法曹は创造的な思考力を柔软に展开できる力とそれを可能にする心理的なゆとりがあってほしいと思います。法曹を养成する责务を担う教育机関としては、そのプロセス教育において、创造的な思考力につながる「教养」を修得できる工夫を凝らさなければならないでしょう。
资质确认はそのようなプロセス教育に挑む素地があることの确认です。その确认にもとづき、事前(入学前)学修指导として、论理的思考力をより一层锻えるため、体系化による知识の整理法を学ぶ机会を提供します。入学后は、知识と知识をつなごうとする思考习惯を身につけながら,スパイラル教育で学修を积み上げます。皆さんは「学修の転用?活用」による创造的な思考力を修得することで梦を実现できると确信しています。
次回は、「心に残る言叶」です。
