【研究キーワード】
プロテインキナーゼ颁、脊髄小脳変性症、パーキンソン病、神経突起伸长、神経生存、脳虚血、ミクログリア、セロトニントランスポーター
【最近のハイライト】
1.オルファンGタンパク質共役受容体GPR3は、中枢神経に豊富に発現し、恒常的にcAMPを上昇させる機能を持つ。今回我々は、GPR3は、小脳顆粒細胞において細胞体から突起先端に輸送され、突起先端部での細胞内cAMPを上昇させ突起伸長に寄与することを発見した( PLoS One. 11 (2016) e0147466)。
2.Toll様受容体4を活性化したミクログリアの一部は、顆粒球?マクロファージコロニー刺激因子を自己産生することで長期生存し神経保護的に働く(Neurochem. Int. 93 (2016) 82-94)。