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宫岛は年间400万人以上の観光客が访れる、日本の代表的な観光地で、世界遗产として登録された厳岛神社や朱の大鸟居などが思い浮かびますが、学术的には植物を含む自然も宫岛の重要な构成要素です。宫岛は広岛県の约0.4%の面积ですが、広岛県で记録された植物种の约1/3が报告されています。また、国の天然记念物である瀰山原始林をはじめ、人為的な影响が少なく状态の良い森林が残っています。
本セミナーでは、宫岛の植物と自然の基础的な话を中心に、现在行われている自然を守るとりくみについてお话します。生活の中で「生物多様性(条约)」や「緑化」、「ランドスケープ」など自然环境の保护に関するワードを目にすることも多いと思いますが、実际に自然保护について考える机会は少ないのではないでしょうか?専门家のデータに基づいた情报や考え方に触れ、「自然保护」について一绪に考えてみませんか。
テーマ
「宫岛の自然を守るとりくみ」
宫岛の植物や植生について、弥山の原生林は国指定の天然记念物で、固有种ではないが希少种が多く、里山のような人為的な环境にあらわれる植物の割合は小さい。
宫岛の动物について、猿については现在个体数は少なく、ミヤジマトンボ(絶灭危惧种)は日本で生息しているのは宫岛だけある。鹿は有名であるが、宫岛では人间と共存してきた长い歴史がある。鹿の饵付けが与える影响は、个体数の変化や鹿の行动の変化、人獣共通感染症の危険性、鹿以外の野生动物への影响があり、人が作った环境に适応した个体の増加や遗伝的な多様性の低下は、最悪の场合地域の个体群の消灭に至る可能性がある。
地球は、过去5回火山活动、陨石衝突などで地球规模の环境変动が要因で、生物絶灭の危机があった。现在、人类の活动の结果、生物多様性が胁かされており、6回目の大量絶灭の危机にある。その要因として生息地の破壊、乱获、汚染、気候等环境の変化、外来种の繁殖等があげられる。
生物多様性を守るためには、多岐にわたり国际的、国内的な取り决めが重要で、种の保护や保全、构成要素の确保、环境保全等に必要な制约を设ける条约や法律が必要である。
我々は、様々な恩恵を生态系から受けており、これらは生态系サービスの一种としてとらえることもできる。それは、生物多様性が保証されてはじめて成立するものである。しかし、水、酸素などの资源供给サービス、気候、防灾、土壌汚染、疾病から守られる调整サービス、芸术や医疗等の文化的サービスの恩恵を受けるも、货币価値に换算できるのはごく一部であることを认识すべきである。
宫岛と人间のかかわりでは、厳岛神社のできる前から宫岛はある种の圣域で、江戸时代までは薪を含め岛内の森林伐採は原则として禁止されていた。歴史的背景から人の手は本当にかかわっていないのか。江戸时代以降は森林が利用され、人が入っていたことは林野火灾があったことからわかる。宫岛は红叶で有名でもあるが実は多くのモミジは植树されたもので、あと戦争施设の跡、炭火窑の后等が残っていて全くの手つかずではない。戦后の豪雨灾害や松枯れの际にも人の手が入っている。しかし、宫岛は瀬戸内海にありながら、自然の状态で植生が残されているという点で大変贵重である。
では、宫岛の自然を守るために、重要なことはなんであろうか。
自然を守ろうとする住民の意识、自然の価値が分かる人材育成、それはその心を普及させることにも繋がり、过去から続く宫岛での习惯?规律を维持すること、またそれらは法律?条例等により保护されるてきた。この中で、人材がもっとも重要と考える。宫岛自然植物実験所は宫岛に関する基础研究を継続することが重要で、次世代の人材育成も広岛大学の使命といえる。&苍产蝉辫;
讲师
讲师:広島大学 瀬戸内 CN 国際共同研究センター 坪田 博美 准教授
イベントについて
- 日時:2024年10月6日(日)10:00~12:00
- 会场:広岛大学きてみんさいラボ&苍产蝉辫;
() 2 階) - 対象:小学校高学年以上
- 参加费:无料
- 定员:25人
- 主催:広島大学 瀬戸内 CN 国際共同研究センター
- 申込方法:ポスターの QR コード又は下記のリンクより 10月3日(金)までにお申込ください。
- 申し込みフォーム:
広岛大学きてみんさいラボ&苍产蝉辫;