新年、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお愿い申し上げます。
2017年新春を迎え、「今年は」「今年も」「今年こそ」と意を决するところがあろうかと思います。なぜか生放送が録画放送となったディズニー?クラシックを聴きながら、梦と魔法の王国は(私にとって?)すべてを忘れることのできる空间としてやはり必要だと确信し、また、「人间界を出よう」という呼びかけも、日常からいったん离れられるマジック?ワードとして心に诉えかけ、インスピレーションを生むと感じられます。
ただ同时に、かつてロー?スクールのベテラン教授から、日常から脱出できる空间を持つことは必要であるし、非日常によって梦や魔法を感じさせるのはプロ意识を要する大変な努力だと思うけれども、自分からすると、日常において、场を変えることなく、梦を実现させるための魔法をかける方が难しいと思う、とポツリと言われたことを思い出しました。
法科大学院は、法曹を养成する専门职大学院ですので、法曹を目指す皆さんがその梦を実现するために集まってくる场です。皆さん、毎日その大半を法科大学院で过ごし勉学に励んでいます。皆さんにとってそれが日常なのです。そこで自らの现実を知って愕然とすることも焦燥感に駆られることもあります。思うようにはならない现実の中で自分の梦を実现するために必死になって顽张っているのもよくわかっています。
梦を実现するためには、日常において、现実の中にあっても、何か魔法が必要です。教える侧がその魔法をかけようとすればそこに信頼関係がなければならないでしょう。その魔法は、潜在能力をも含め皆さんの持つ能力を飞跃的に向上させて、法曹に必要とされる基本的资质を修得させる方法论です。基本的资质から事を起こせば、记忆力が…、とか、时间不足で…、とかは解决できる课题になります。
法科大学院で魔法の力を発挥する方法论を実行してもらうには、法科大学院という场が紧张感を涨らせ、高い集中力を生ませることがまずもって重要です。修练の场についての一つの言叶が印象的です。「一歩立ち入った瞬间に全身の毛穴が引き缔まるような紧张感が道场には必要である」と。その紧张感は法科大学院にも必要です。自己変革を起こすために自分と戦い自分に胜とうとする意识がその空间にかかわるすべての人に植えつけられていることにより、その紧张感は醸し出されると思います。学生のみならず、教员も、职员も、その主体です。法科大学院という空间を形成する皆さんが自己変革の意识を持ちその変革の方向性を误らずに自己陶冶すること、その実践に取り组むことが、本研究科の今年の目标です。意识行动改革の1年となりますように。
第5回は「血の通う方法论」です。
