
広岛大学大学院文学研究科?文学部が鸟取県米子市の狈笔翱法人「本の学校」と共同で毎年开催している「文艺学校」讲演会を、今年も下记の要领で开催いたします。
讲演终了后には高校生の皆さんからの受験相谈も承ります。现役の学生が応対しますので、お気軽にご参加ください。
今回は、定番の日本文学语学と欧米文学语学の讲演に加えて、歴史文化学(西洋史学)の讲演が予定されています。一足早く、広岛大学文学部のゼミナールを体験してみませんか。
今年のキャッチフレーズは、「人文学は、半端ない。」です。暑い季节ではありますが、皆さまお诱い合わせの上、ふるってご来聴ください。
【日时】2018年8月25日(土)午前10时30分~午后5时
【会場】鳥取県米子市「本の学校」今井ブックセンター 2階 多目的ホール(鳥取県米子市新開2-3-10)
【讲师と演题?要旨】
1. 宮川朗子(欧米文学語学?言語学講座 教授)(10:40~11:40)
デュマ『モンテ?クリスト伯』―「それは、震えるほど美しい復讐剧。」
【要旨】日本では『巌窟王』のタイトルでも知られ、演题の中で引用したキャッチ?コピーがついた连続テレビドラマが最近放映された『モンテ?クリスト伯』は、フランス小説の古典であり、たちまちのうちに数多くの言语に翻訳され、数え切れない翻案が、世界中いたるところでさまざまなメディアを通して、今日まで発表され続けてきました。今回は、近年急速に再评価が进んでいるその作者アレクサンドル?デュマと、この復讐剧が提起するさまざまな问题を绍介します。
2. 今林 修(欧米文学語学?言語学講座 教授)(11:50~12:50)
ジェイン?オースティンの写実と英语の素晴らしさに触れる
【要旨】夏目漱石は『文学論』(1907)の中で、「Jane Austenは写実の泰斗なり。平凡にして活躍せる文字を草して技神に入るの点に於いて、優に鬚眉の大家を凌ぐ。」とジェイン?オースティン(1775-1812)の写実力と言語芸術を絶賛しています。その例として漱石が取り上げました『高慢と偏見』(1813)を題材に、イギリスを代表する女流作家の写実と英語の素晴らしさに触れてみようと思います。時間がありましたら、中野好夫(1960)の名訳をはじめ、富田彬(1950)、阿部知二(1963)、伊吹知勢(1969)、中野康司(2004)、小尾芙佐(2011)、小山太一(2014)、大島一彦(2017)などの翻訳についても話してみたいと思います。
3. 前野弘志(歴史文化学講座 教授)(13:50~14:50)
古代地中海世界における呪诅文化
【要旨】人の心は必ずしもきれいなものではありません。他人に仕返しをしたい、思い知らせてやりたいと思うことは、谁にだってあることです。古代にもそのように思った人はたくさんいました。その痕跡が、呪いの文句が书かれた铅の板です。2010年にレバノンの地下墓から発见された呪いの铅板を解読することによって、二千年前の人々の心の闇を覗いてみましょう。
4. 妹尾好信(日本?中国文学語学講座 教授)(15:00~16:00)
「この世をば~」から1000年―藤原道长の和歌を読む
【要旨】藤原道長(966-1027)は平安時代を代表する政治家で、摂関政治の最盛期を現出させた人物です。彰子(一条天皇)?妍子(三 条天皇)?威子(後一条天皇)という3人の娘を3代の天皇の后とし、外戚として権勢を極めた道長が、寛仁2年(1018)10月、十六夜の月 を見ながら「この世をば我が世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」と詠んだことはあまりにも有名です。今年2018年は、それから ちょうど1000年。道長は他にもいくつもの歌を残しています。紫式部?和泉式部?藤原公任ら当時の著名人たちと読み交わした和歌を読んで、1000年前に思いをはせながら、大政治家道長の人となりをうかがってみましょう。
□受験相談会 (16:15~17:00)
※入场无料
【主催】広岛大学大学院文学研究科?狈笔翱法人「本の学校」
【共催】株式会社今井书店グループ?「本の学校」郁文塾
【お问い合わせ先?お申し込み先】
狈笔翱法人「本の学校」(罢贰尝0859-31-5001/贵础齿0859-31-9231)
【参加申込み方法】
2018年8月23日(木)までに电话、贵础齿、メールのいずれかによりお申し込みください。
贵础齿、メールの场合は、以下の必要事项をご记入ください。
必要事項: 氏名(よみがな)、学校名(大学生、高校生の場合)
申込缔切:2018年8月23日(木)