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広大翱叠田中太郎~リアルを语る~第15弾 「自称?意识高い系くん」について思うこと

Q.自称「意识高い系くん」にはいつも軽くイラッとさせられます。何とかなりませんか

A.うざいよねぇ、意识高い系くん(「さん」を含むが、ここでは便宜上「くん」にします)。10年前くらいから徐々に増え始めてきた人种です。元々は公司の人事担当者が就职希望の学生を评価するときに「あいつは意识高いよね」とプラスの评価をする言叶として使い始めたのですが、时を置かず、自称をする学生?元学生が増えてきました。「ほらほら、公司が求める意识高い系はボクだよ」ってね。でも、そんな人间は単に外形を真似しただけで本当に意识が高いはずはなく、またたくまに「意识高い系」は、そういうイタい人间を指すようになります。もちろん、本当に意识高い学生は一定数いますが、自称はその外侧にいます。
 

 最初の顷は「自分はいわゆる意识高い方だと思うのですが」と口にするのもいました。さすがに敏感な人种だけに、最近は自ら口にするほどひどいのはいませんが、根拠のないプライド、「他人とは违うんだ」という自意识の高さは体全体からオーラを発しています。だいたい、他人が评価するときの言叶としての「意识高い系」を自分に当てはめてしまう、たとえていうと、ストライクとボールの判定を自分でやっちゃっているピッチャーみたいなものです。そのおかしさに気がつかないくらいに、间抜け度は高い。それでいて、自己を喧伝することに血道を上げてくるので、目を伏せていても入り込んでくる。マジで消えてくれ、そんな気分にさせてしまう痛いヤツです。
 

 ボランティア活动とか、ワールドカフェとか、●●を考える会とかが大好きな割に、その大好きは2ヶ月と持ちません。それでいて、実绩なるものを最大限盛ってブログに书いたりします。友达はほとんどいません。
 自称?意识高い系くんは、それなりの会社に就职を果たすのだが、そこで初めて现実を知る。自分がやらされる仕事は、下働きのぞうきんがけ。向き合う客は、どう见ても自分より意识低いし头も悪そうだ。会っていきなり「昨日のカープがさぁ」なんて话し始めたりする顾客に対して、「なんだ、このリーマン野郎」と颜にモロだし。
 会社の中では、あこがれの部署への人事异动を阴に阳に画策するばかりで、足下はおざなりです。ときに希望をかなえてあげる优しい会社もあるんですが、だいたいは下手打って周りが迷惑するだけです。人事部は、そういうことまでお见通しなんですがね。

 「自分はこんなところで创造的でない仕事をする人间じゃないんです」と、それに近いこと口にして、入社数年でとっとと辞めちゃうのも结构います。
 最近は、都心で増えているコワーキングスペースに、こうして愿いかなった意识高い系くんがかなりの密度で生息しています。その场合は、とりあえず会社设立して、コンサルタントとかカリスマブロガーとかの肩书きで黒い罢シャツにジーンズ、手にはマックのノートでコワーキングスペースで日がな一日カチャカチャぽちぽち、何をやっているのか、まったく理解できません。
 世の中をきれいごとでしか见ることができず、社会人が共通して持っておくべき基础的な训练もできていないので、せいぜい、学生アルバイトの延长线上くらいの生き方しかできていないってのが95%の现実だって、ワタシは知っているんだぞ。

 こうした自称?意识高い系くんの本质は何か。それは虚饰でありプライドです。自分は他人と违う、选ばれし何者かでなければならないと固く信じているというか、そこにアイデンティティを持ってしまっているのです。自分は平均である、普通であると知られてしまうだけで、狂おしいほどの自己丧失感にさいなまれてしまう、ガラスの神経の持ち主なのです。
 恐らくは、小さい顷から褒められたことしかないんでしょう。大人になってからも、褒められていないと不安になる。だから虚饰をまとうことも厌わなくなるのです。虚饰であることなんて、端から见たらバレバレなんですけどね。

 远ざける方法も、そこにポイントがあります。実に简単です。
「で、结果出ているの?」と闻いてみればいい。
 ウソつくほどの度胸もないからどぎまぎして、恐らくは、いろいろ他人の悪口を言い始めるか、将来こうなるはずだと根拠のない梦想を语り始めるか、话题をすり替えるか。たった一言で意识高い系くんの心はグサリとなっているのです。
 现実に向き合って、结果出してこその仕事であり责任ある大人です。鼻っ柱を折るのは人间の心のいやらしい部分にとって快感ではあるのですが、それは彼(彼女)のためでもあるのです。
 つまり、お互いのため。见つけたら、どんどんかわいがってあげましょう。

 いないかな、おいしい饵食。
 

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