&苍产蝉辫; 私がここ数年履き続けている(买い替えながら8年ぐらい)スニーカーがある。Spingle move というブランドで、広岛県府中市に本社工场があり、纯国产、纯広岛产のブランドである。これだけで、いまどき贵重である。スニーカーなんか人件费の安い海外で生产されている製品の典型例として挙がるものの一つと思う。
私がはじめにこの靴を知ったのは、広岛ローカルテレビ番组で取り上げられているのを见た时だ。その番组では、広岛のゴム関连製品において実绩があり、高い技术を持っている会社が、さらなる発展を目指して2002年に立ち上げた靴のブランドであると绍介されていた。気になったので少し调べてみると、素材の研究、ゴム素材の试験?调合から、製作工程、すべてが人の手で行われており、手作りだからこそ実现しうる履き心地が売りであることが绍介されていた。
これは是非履いてみたいと思い、一足购入したのがこのブランドの靴との驯れ初めである。この时の购入価格が15000円くらいだったと思う。スニーカーにしては安い値段ではない。海外有名ブランドの売れ筋のスニーカーが买えてしまう値段だ。こんな値段のスニーカーは买ったことはなかったのだが、ここまできたのだからと购入した。
履いてみると、なるほど、何となく心地よい感じがする。新しいときも靴ずれなどはなかったし、何よりこれまで履いた靴の中では最も疲れにくく、少なくとも値段以上の価値はあると思った。
しばらく履いていると、耐久性のあるとはいっても、底のゴムが擦り切れて穴が空きそうになった。そろそろ買い換えたいと思ったので、候補の一つとしてこのブランドのホームページを見ていると、「修理対応可」 という記述に目が止まった。スニーカーの修理は初耳だった。これはぜひ試さなくてはと思い、お願いすることにした。郵送しておいたら2週間くらいで帰ってきた。費用は5000円位だったと思う。

仕上がりをみて、これは確かに「手作り」だ。職人気質 満載である。すっかり気に入ってしまい、以来履き続けている。
前のコラムでも书いたのだが、私はこんな职人気质が大好きだ。后に知ったことであるが、この会社がある府中市は备后地方とよばれ、この地域の製造业の会社は、なんとなく「职人気质」があり、ユニークな会社が多いと思う。半导体関连会社も多く存在している。
日本の製造业は、职人のもつ「匠の技」に頼りすぎ、大事にしすぎるあまり、ビジネスにおいて世界のスピードについていっていない、という意见を闻いたことが有る。一理はあるのかもしれないが、日本人の持つ贵重な财产ともいうべき「职人気质」を生かしていくことは、非常に重要と私は思うのだが????
(2013/12/04)