麻豆AV

第85回 「たおやかな世界」 三浦 道子 (2014/01/29)

 ”たおやか”という言叶には沢山の思い込められている気がします。それは辉く峰のようであり、静かに広がる平原のようでもあり、海の波の未来を感じさせるような力强さでもある気がします。広岛大学リーディング大学院”たおやか”プログラムが採択されて4か月が経ち、今年4月の学生受け入れに向けて準备が急ピッチで进められています。
 このプログラムの理念は、学生自らが条件不利地域に出向き、自分にできることを见つけ出し、异分野や海外の学生达と协力してこの実现に取り组むことを、教员一丸となってサポートすることにあります。
 现在は担当教员同士の连携を强化しながら、このサポートの仕组み作りを図っているところです。平和の希求を具现化できる可能性を秘めているこの”たおやか”プログラムには、多くの大学や公司から共感が寄せられ、协働を申し出ていただいております。そのため仕组み作りにも活気を帯びています。
 条件不利地域に出向き、その地を理解し、これを発展させる要因を皆で考え、実际に取り组むことによって、先端技术をこれまでのトレンドの线上に见出すのではなく、异なる発想から技术の展开?発展をもくろむことになります。これにはマネージメントという切り口も重要となり、技术の発展の妥当性をも考えながら进んでいくことになります。数回にわたる海外実习も、新たな视点の拡大に大きく寄与するはずです。
 皆さんの强力な寄与?贡献によって、平和の地広岛から、世界に向けたたおやかな世界実现のリーダーシップを発信していけると确信しています。
 

(2014/01/29)


up