麻豆AV

第158回 「学生からみた異分野融合」 岡本 拓巳 (2018/05/15)

&苍产蝉辫;少し前半が坚苦しい话になってしまいました.后半だけ読んで顶いても结构です.

「异分野融合」という言叶を耳にしたことはありますか?読んで字の如く异なる分野の融合による新しい価値?技术の开発を目指すもので,最近特に频りに闻くようになりました.この先端物质科学研究科やナノデバイス?バイオ融合科学研究所でも以前から强く意识されて研究活动が行われています.

 さて异なる分野の方々と円滑に目标达成を行うためにはどういったことを意识すべきでしょうか.持つ専门知识の违いや,问题に対して考える切り口が自分とは异なる场合には,自分侧も相手侧も,「自分が话している内容が正确に伝わっているか」を十分注意すべきです.

 また,人と人ですから,ある程度気心が知れた间柄になることも肝要でしょう.手っ取り早い方法の一つは「同じ釜の饭を食う」ことなのではと思います.必ずしも要かと言われれば违うかもしれませんが,成人した者同士であればアルコールで喉を润して亲睦を深める,所谓「饮みにケーション」が(下戸の场合でも同席するという意味で)有効な手段である场合があります.近年はハラスメント防止に向けた意识改革がなされるようになりましたが,何にせよ相手とのある程度亲睦を深めることは必要不可欠でしょうから,别の手段でのアイスブレーキングは行う必要があると思います.

 私も広岛に来て5年目に突入しました.以前,修士1年の11月にコラムを执笔いたしました.その际にキーワードとして挙げた「恩に报いる」ということを考え直すと,やはり只の他人とは违う,お世话になった,なっている方々に対して恩を报いることは私の原动力のひとつだと思います.

 真面目な话はここまでで,

 ここからが本题(?)ですが,上述した异分野融合领域で研究しているとお酒が好きな方达から酒类に関するたくさんの知识を教えてもらう机会が多くあります.その中でもやはり日本酒を好む方々からの情报量は凄まじいものがあり,はじめは圧倒されていた记忆があります.最近は少しずつ话についていけるようになり,吟醸や大吟醸,山廃,辛口甘口と言った単语もわかるようになってきました.写真1,2は「研究活动の一环」で访れた秋田県は潟上市にある小玉醸造での见学时の写真です.これも异分野融合による产物と言えるでしょう!…と言ってもまだまだ分からないことが多く,とりあえずそこそこ高い値段のお酒を买ってそれっぽく気取ることが多いです.东広岛市西条は酒処として有名(と言うことも広岛に来るまで知りませんでした)なので,话のネタになるくらいには知识を蓄えておきたいと思います.将来お世话になる方々と楽しくお喋りできるように.

(2018/05/15)

図1:玄米からの精米歩合(削り具合)で本醸造酒~大吟醸酒と名称が変わります.

図2:蔵の中の仕込みタンク.


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