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第164回 「どうして博士课程に残ったのか」 水川 友里(2018/08/16)

「どうして博士课程に残ったのか」

 …とドクター时代の顷良く闻かれたことを、先日の饮み会で思い出しました。

 

「医疗工学、特に人体(脳神経科学)と工学を结ぶ研究をしたくて研究者になるため」に大学入って博士课程に残った、というのが今も昔も変わらない答えです。ここに着任してからは目の前にある研究?仕事に必死で忘れかけていましたが。

 

 元々学部4年生の顷は近赤外分光を使った细胞ストレス検出の基础研究をしていましたが、结局脳科学に応用するためには原理は勿论のこと、装置やセンサー等の部品を改善する必要性がありました。

 あれから7、8年経ちますが、半导体工学に来られたこと、今この环境に居られることはとても运が良いなー、といつも思います。

 デバイス改善に半导体工学は必须ですから。専攻したい分野からは大分离れましたが、今まで培ってきた事を土台にやりたかった研究をいつか行えたら、と思いつつ现在进行形で吸収すべきことを学んでいます。

 

 今ある环境を大切に、梦や目的?兴味は忘れず楽しく研究できるということが1番だと思います。

 元々外部から来た人间ですが、研究を行う上でも半导体工学を行う上でも、広岛大学という环境は素晴らしいです。

 今年度巣立つ方も、まだ研究室に残る方も、现在の环境を最大限に活かして楽しく研究生活を送って欲しいと思います。

 その中で博士课程という选択肢もある、ということを私の话を1例に头の片隅に置いて下さったら幸いです。

(2018/08/16)


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