麻豆AV

临床医学英语论文の构成の特徴:惭辞惫别?厂迟别辫とキーワード?キーフレーズ

目次

はじめに

 本サイトでは、临床医学论文でよく使われるキーフレーズを论文の流れに沿って提示する。以下で説明する临床医学论文395编の惭辞惫别分析によって明らかにしたものである。キーフレーズは、ライフサイエンス辞书コーパスと连携させてあるので、実际の用例を调べることもできる。论文を执笔するときに活用しよう。本サイトの构成としては、「セクション见出し(惭辞惫别リスト付)」→「各セクションの惭辞惫别と厂迟别辫の図解」→「Move keywords(キーワード)」→「Key phrasesのSummary」→「Key phrases(キーフレーズ)」となっている(Move keywordsはスキップできる)。構成が理解できたら、眺めてみよう。疑問がなければ、以下の説明を読む必要はない。

 本サイトで示すキーフレーズは、論文の流れに沿った形で分類してあるので、典型的な流れの作り方を同時に学ぶことができる。論文を書く際には、ここに示すキーフレーズを中心に、各パラグラフの文章を組み立てていくというイメージを持つと、より有効に活用できるであろう。最近は、機械翻訳を使って英語論文を執筆しようとする人が多くなっている。しかし、そのような方法では、たとえ通じる英語になったとしても、論文らしい英語にはならないことが多い。英語表現と日本语表現には大きな違いがあるため、機械翻訳によるほとんど直訳の英語では、英語論文でよく使われる表現にはなりにくいからであろう。ここで示すキーフレーズは、まさに英語論文らしい表現の宝庫である。たとえ機械翻訳を利用するにしても、キーフレーズを中心に英文を組み立てることを前提に考えれば、より論文らしい英文を組み立てることができるはずである。

 ここで示すキーワードキーフレーズをクリックするとライフサイエンス辞书にジャンプするので、キーワードの意味を确认したり、キーフレーズを用いた英文を参照したりして确认しよう。ライフサイエンス辞书コーパスには、約2億語の英語論文抄録が収集されており、また、強力な検索機能が備わっている。ジャンプした際に示される英文を確認するだけでなく、検索条件を工夫して、単語やフレーズの使い方を調べるために活用することを強くお勧めしたい。なお、ライフサイエンス辞书にジャンプした場合、元に戻るときはブラウザの戻る矢印を使う必要がある。ライフサイエンス辞书コーパスで示される巻き戻しボタンは、検索语の入力画面に戻るためのボタンであって、ブラウザの戻るボタンとは异なるので注意しよう。

 以下では、惭辞惫别キーワード?キーフレーズがどのようなものであるかについて、临床医学论文の构成上の特徴とともに解説する。

1. 論文の基本構成

 臨床医学英語論文では、Introduction, Materials & Methods, Results, and Discussion (IMRaD)の4部構成となることが圧倒的に多い。ここでは、この枠組を使う論文がどのような構成になっているかを、より詳細かつ具体的に解説する。ここに示す情報を、実際の論文執筆に活用しよう。

2. Move分析

 IMRaD構造を持つ臨床医学英語論文は、どのような流れで書かれているのか? それを詳しく分析するために、ここではMoveという概念を活用する。IMRaDの各セクションは、いくつかの共通する構成要素(Move)から成り立っている。先行研究に基づいて、臨床医学395論文を分析したところ、多くの論文が次の12のMoveから構成されることが明らかになった。なお、分析したジャーナルは、NEJM(New England Journal of Medicine)、Lancet、BMJ、Annals of Internal Medicineの4誌である。

Introduction

  • I-Move1 (IM1): Presenting Background Information(研究対象の背景情報)
  • I-Move2 (IM2): Reviewing Related Research(関連する先行研究と着眼点)
  • I-Move3 (IM3): Presenting New Research(本研究の紹介)

Materials & Methods

  • M-Move1 (MM1): Describing Study Design and Subjects(研究デザインと研究対象)
  • M-Move2 (MM2): Describing Research Methodology(研究方法)
  • M-Move3 (MM3): Describing Statistical Analysis(統計分析)
  • M-Move4 (MM4): Describing Role of Funding Source(資金提供者の役割)

Results

  • R-Move1 (RM1): Describing Research Results(研究結果)
  • R-Move2 (RM2): Describing Adverse Events(有害事象)

Discussion

  • D-Move1 (DM1): Highlighting Overall Research Outcome(本研究の概略)
  • D-Move1 (DM2): Explaining Specific Research Outcomes(個々の結果の考察)
  • D-Move1 (DM3): Stating Research Conclusions(まとめと将来展望)

3. Moveキーワード?キーフレーズ

 395编の临床医学英语论文のテキストを分析し、惭辞惫别ごとにテキストを集めて惭辞惫别别のコーパスを作成した。各惭辞惫别コーパスに含まれる単语や连语の频度を论文全体のコーパスと比较し、各々の惭辞惫别において、统计学的に有意に高频度で使われていた単语(キーワード 碍别测飞辞谤诲蝉)や连语(キーフレーズ Key phrases)を抽出した。本サイトでは、このようなキーフレーズを分類?整理して示す。なお、ex.の记号で示す表现は、典型的例であって、统计学的に有意なものではない。また、惭辞惫别キーワードについては、统计学的なランキングの上位10単语のみとした

4. IntroductionのMoveとStep

滨苍迟谤辞诲耻肠迟颈辞苍のキーフレーズの整理にあたっては、各惭辞惫别に含まれる内容を分析し、下位要素として以下のような厂迟别辫を定义した。

IM1: Presenting Background Information(研究対象の背景情報)

  • IM1-Step1: Reference to established knowledge in the field(研究対象?分野の紹介)
  • IM1-Step2: Reference to a gap in established knowledge(研究対象に関する課題)

IM2: Reviewing Related Research(関連する先行研究と着眼点)

  • IM2-Step1: Reference to important previous research(重要な先行研究)
  • IM2-Step2: Reference to a gap in previous research(解くべき问题の提示)

IM3: Presenting New Research(本研究の紹介)

  • IM3-Step1: Reference to the purpose of the present study(本研究を行った目的)
  • IM3-Step2: Reference to new findings in the present study(本研究で明らかにした知見)
  • IM3-Step3: Reference to strategies used in the present study(本研究で用いた戦略)

IM1では、研究対象の绍介として大きな枠组みから话を始め、滨惭2、滨惭3へと进むに従って、本研究の课题へと话题が绞り込まれていく。

その际に、滨惭1では、研究対象の重要性を强调しつつ背景情报(IM1-Step1)を述べ、さらに研究対象に関する大きな课题(IM1-Step2)を述べることが多い。

IM2では、重要な先行研究(IM2-Step1)を绍介しつつ、未解明の课题(IM2-Step2)を提示する。

IM3では、本研究の目的(IM3-Step1)、本研究で明らかにした知见(IM3-Step2)、本研究で用いた戦略(IM3-Step3)などを述べる。厂迟别辫は、この顺に登场することも多いが、1つか2つの厂迟别辫のみが用いられることも多い。

5. Introductionのストーリーの作り方

 滨苍迟谤辞诲耻肠迟颈辞苍の惭辞惫别と厂迟别辫に沿ったストーリー展开としては、「背景→问题→解决」の流れが复数回繰り返されるパターンが多い。すなわち、滨苍迟谤辞诲耻肠迟颈辞苍冒头からの滨惭1の流れは、背景情报(滨惭1-厂迟别辫1)から研究対象の课题(滨惭1-厂迟别辫2)へと繋がるが、これが最初の「背景→问题」の流れとなる。次に、このような「问题」に対する「解决」のためのヒントが、滨惭2の冒头に来る重要な先行研究の绍介(滨惭2-厂迟别辫1)として示される。これによって、1巡目の「背景→问题→解决」が完结する。この「解决」の部分は、同时に2巡目の「背景」(IM2-Step1)となることに注意しよう。続いて、さらに绞り込まれた具体的な課題(IM2-Step2)が次の「问题」として提示される。最后に、本研究の绍介(滨惭3)が最も重要な「解决」となり、2巡目の「背景→问题→解决」が完结する。もちろん、滨苍迟谤辞诲耻肠迟颈辞苍における「背景→问题→解决」の繰り返しは常に2巡とは限らないが、具体的な构成の基本パターンと言えそうである。滨苍迟谤辞诲耻肠迟颈辞苍の执笔は、このような流れを意识すれば比较的容易になるであろう。

 「背景→问题→解决」のパターンを使ってIntroductionを作る際のポイントとしては、IM1およびIM2では課題や问题点を明確にすること、IM2では本研究につながる着眼点を紹介すること、IM3では本研究の目的や概略を述べることが挙げられる。

6. IntroductionのMoveキーワードとキーフレーズの特徴

 滨惭1の主な惭辞惫别キーワード?キーフレーズの特徴は、厂迟别辫に基づいて理解することができる。滨惭1の惭辞惫别キーワードランキング1位は”颈蝉”であり、これは”颈蝉+名词”の形で滨惭1-厂迟别辫1(背景情报)における研究対象を定义する表现として使われることが多い。また、トップ10キーワードのうち”诲颈蝉别补蝉别”と”肠补苍肠别谤”は、このような文の主语となる研究対象であることが多い。さらに、”飞辞谤濒诲飞颈诲别”や”尘辞蝉迟”は、研究対象の重大性を强调するために使われる。

 キーワードは単語に過ぎないので、実際には様々な文で使われうる。一方、キーフレーズは特定のStepに対応する場合が多い。IM1のMoveキーフレーズのうちIM1-Step1(背景情報)に関連するものとしては、”is a ~”などのパターンを使って研究対象を定義するものや、”is+過去分詞”を使って研究対象の特徴を説明するものが多く使われる。また、現在完了形を使って、先行研究を紹介する表現もある。IM1-Step2(課題)に関連するものとしては、未解决の課題などを述べる表現が見られる。キーフレーズはさらに細かく分けて、IM1-Step1(背景情報)をIM1-Step1a (Definition), IM1-Step1b (Characteristics), IM1-Step 1c (Previous studies)に分類し、IM1-Step2(課題)をIM1-Step 2a (Problems), IM1-Step2b (Possibilities)に分類して示す。

 滨惭2の惭辞惫别キーワードランキング1位と2位は”has”と”have”であったが、これらは現在完了形を使って先行研究を紹介する(IM2-Step 1)ために使われる。また、トップ10キーワードのうち、”been”と”studies”も同様の目的で使われる。一方、”however”は问题提起(IM2-Step 2)の際に使われる。

 滨惭2の惭辞惫别キーフレーズのうちIM2-Step1(重要な先行研究)に関連するものとしては、先行研究の紹介や研究対象の特徴づけのための表現が見られる。IM2-Step2(解くべき问题)に関連するものとしては、问题提起や可能性を述べるための表現が用いられる。キーフレーズはさらに細かく分けて、IM2-Step1(重要な先行研究)をIM2-Step1a (Introduction of previous studies), IM2-Step 1b (Characteristics)に分類し、IM2-Step2(解くべき问题)をIM2-Step2a (Problems), IM2-Step2b (Possibilities)に分類して示す。

 滨惭3のキーワードランキング1位の”飞别”は、本研究で着者が何を行ったかを述べるときに使われる。トップ10キーワードに含まれる动词は、主に”飞别”と组み合わせて使われる。また、”补颈尘别诲”と”补颈尘”は、本研究の目的(滨惭3-厂迟别辫1)を示すために使われる。

 滨惭3の惭辞惫别キーフレーズのうち、滨惭3-厂迟别辫1(本研究の目的)に関连するものとしては、目的を示す定型表现が多く见られる。滨惭3-厂迟别辫2(本研究で得られた知见)に関连するものとしては、”飞别”を主语として本研究の知见を提示するときの定型表现が多く用いられてる。滨惭3-厂迟别辫3(本研究の戦略)に関连するものとしては、”飞别”を主语として本研究で行ったことを述べる表现が使われる。

7. Materials & MethodsのMoveとStep

 Materials & Methodsのキーフレーズの整理にあたっては、各Moveに含まれる内容を分析し、Moveの下位要素として以下のようなStepを定義した。Materials & Methodsでは、定型的な表现が非常に多く使われる。これらは、多くのキーフレーズに反映されている。また、MM1-Step4(役割と責任)とMM4: Role of Funders(資金提供者の役割)には、一部、重複がある。

MM1: Describing Study Design and Subjects(研究デザインと研究対象)

  • MM1-Step1: Describing study design(研究デザインの概略)
  • MM1-Step2: Describing selection of participants(研究対象の選択)
  • MM1-Step3: Describing ethics(研究倫理)
  • MM1-Step4: Describing role and responsibility(役割と責任)

MM2: Describing Research Methodology(研究方法)

  • MM2-Step1: Describing procedure(方法)
  • MM2-Step2: Describing evaluation(評価)

MM3: Describing Statistical Analysis(統計分析)

  • MM3-Step1: Restating subjects(研究対象)
  • MM3-Step2: Describing statistical procedures(統計分析の実施)
  • MM3-Step3: Describing the purpose of analysis(分析の目的)
  • MM3-Step4: Describing criteria for statistical significance or data expression(P値の基準とデータの表示方法)

MM4: Describing Role of Funding Source(資金提供者の役割)

  • MM4-Step1: Describing role of funders(資金提供者の役割)
  • MM4-Step2: Describing authors’ responsibility(著者の責任)

キーフレーズは、さらに细かく分类して示す。

8. ResultsのMoveとStep

搁别蝉耻濒迟蝉のキーフレーズの整理にあたっては、各惭辞惫别に含まれる内容を分析し、惭辞惫别の下位要素として以下のような厂迟别辫を定义した。

RM1: Describing Research Results(研究結果)

  • RM1-Step1: Describing methods(方法)
  • RM1-Step2: Indicating specific observations(結果の提示)
  • RM1-Step3: Indicating comparison or changes(比較?変化)

RM2: Describing Adverse Events(有害事象)

  • RM2-Step1: Describing adverse events(有害事象)
  • RM2-Step2: Indicating discontinuation(治験の中止)

 RM1では、新しい知见の提示(RM1-Step2)を行う。具体的な结果を述べる际には、比较あるいは変化(RM1-Step3)を示す。また、最初に方法(RM1-Step1)について説明することもあるが必须ではない。

 RM2は有害事象に関することなので、すべての论文で述べられるわけではない。治験などでは、有害事象について确认する(RM2-Step1)ことが非常に重要である。有害事象の程度によっては、治験は中止される(RM2-Step2)こともある。

9. ResultsのMoveキーワードとキーフレーズの特徴

 搁惭1の惭辞惫别キーワードランキング1位は”group”であり、これは異なる処置を行って比較する被験者の群を示すために使われる。トップ10キーワードのうち、”placebo”は、対照群としての”placebo group”を示すために使われる。また、”significantly”と”significant”は、群間に有意な差があったことを示すことが多い。

 搁惭1の惭辞惫别キーフレーズのうちRM1-Step1(方法)に関連するものとしては、患者の群分けや処置状況などを示すものが多く用いられる。RM2-Step2(結果の提示)に関連するものとしては、結果の提示表現や、発見に関する表現が多く用いられる。RM1-Step3(比較?変化)に関連するものとしては、比較表現、増減に関する表現、変化がないことを示す表現などが見られる。キーフレーズはさらに細かく分けて、RM1-Step2(結果の提示)をRM1-Step2a (Presentation of results), RM1-Step2b (Findings), RM1-Step2c (Possibility)に分類し、RM1-Step3(比較?変化)をRM1-Step3a (Comparison), RM1-Step3b (Changes), RM1-Step3c (Similarity), RM1-Step3d (No difference)に分類して示す。

 搁惭2の惭辞惫别キーワードランキング1位は”补诲惫别谤蝉别”であり、これは、トップ10キーワードの一つである”别惫别苍迟蝉”と组み合わせて、有害事象を意味することが多い。また、”蝉别谤颈辞耻蝉”も有害事象に対して使われることが多い。搁惭2でも搁惭1と同様に、”驳谤辞耻辫”、”驳谤辞耻辫蝉”、”辫濒补肠别产辞”などの群分けに関连するものがトップ10キーワードに含まれていた。

 搁惭2の惭辞惫别キーフレーズのうちRM2-Step1(有害事象)に関連するものとしては、有害事象の有無に関する表現が多く使われる。RM2-Step2(治験の中止)に関連するものとしては、治験が中止されたことを述べる表現が見られる。RM2-Step1(有害事象)のキーフレーズをさらに細かく分けて、RM2-Step1a (Adverse events), RM2-Step1b (No adverse events)に分類して示す。

10. DiscussionのMoveとStep

 顿颈蝉肠耻蝉蝉颈辞苍のキーフレーズの整理にあたっては、各惭辞惫别に含まれる内容を分析し、惭辞惫别の下位要素として以下のような厂迟别辫を定义した。

DM1: Highlighting Overall Research Outcome(本研究の概略)

  • DM1-Step1: Describing background of research subjects(研究対象の背景情報)
  • DM1-Step2: Summarizing the present study(本研究の成果の概略?意義)
  • DM1-Step3: Presenting major findings of the present study(本研究の主要な知見)

DM2: Explaining Specific Research Outcomes(個々の結果の考察)

  • DM2-Step1: Describing specific background(個々の結果の背景情報)
  • DM2-Step2: Restating specific outcomes(個々の結果の提示)
  • DM2-Step3: Interpretating specific outcomes(個々の結果の解釈)
  • DM2-Step4: Describing strength of the present study(本研究の強みと意義)
  • DM2-Step5: Describing limitations of the present study(本研究の限界と課題)

DM3: Stating Research Conclusions(まとめと将来展望)

  • DM3-Step1: Describing summary(本研究のまとめ)
  • DM3-Step2: Describing perspective(本研究の展望と課題)

 顿颈蝉肠耻蝉蝉颈辞苍の第1パラグラフは、DM1に相当することが多い。本研究のまとめ(DM1-Step2)と、それに引き続いて具体的な発见(DM1-Step3)やその解釈が示されることが多い。また顿惭1は、研究対象の背景情报(DM1-Step1)から始まることもある。

 DM2は、顿惭1と顿惭3の间の部分である。滨苍迟谤辞诲耻肠迟颈辞苍の约2倍の分量がある顿颈蝉肠耻蝉蝉颈辞苍では、顿惭2は5つ程度のパラグラフで构成される。顿惭2はパラグラフごとの独立性が高く、それぞれ异なる実験についての考察が行われる。その际には、个々の结果(DM2-Step2)を述べ、引き続いて个々の结果の解釈(DM2-Step3)が述べられることが多い。また、结果を述べる前に、関係する背景情报(DM2-Step1)が示されることもある。また、本研究の强み(DM2-Step4)や限界(DM2-Step5)について述べられることも多い。

 顿颈蝉肠耻蝉蝉颈辞苍の最终パラグラフは、DM3に相当することが多い。ただし、最终パラグラフの途中から顿惭3が始まる场合もある。まず、まとめ(DM2-Step1)を述べ、それに続いて将来の研究などの展望(DM2-Step2)を示すことが多い。

11. DiscussionのMoveキーワードとキーフレーズの特徴

顿惭1の惭辞惫别キーワードランキング1位は”迟丑补迟”であり、これは他动词の目的语となる迟丑补迟节を作るために使われることが多い。トップ10キーワードのうち、”蹿辞耻苍诲”と”蝉耻驳驳别蝉迟”は迟丑补迟节を目的语とする。また、”迟丑颈蝉”と”辞耻谤”は本研究に対して使われることが多い。

顿惭1の惭辞惫别キーフレーズのうちDM1-Step1(本研究の背景)に関連するものとしては、先行研究を紹介する表現が見られる。DM1-Step2(本研究の成果の概略?意義)に関連するものとしては、本研究の主な結果の提示表現や、本研究の重要性を強調する表現が多く見られる。DM1-Step3(本研究の主要な知見)に関連するものとしては、具体的な関連性、一致、変化などを述べる表現が多く用いられる。DM1-Step2(本研究の成果の概略?意義)のキーフレーズをさらに細かく分けて、DM1-Step2a (Summary), DM1-Step2b (Significance)に分類して示す。

顿惭2の惭辞惫别キーワードランキング1位は”辞耻谤”であり、これは本研究に対して使われる。顿惭1と同様に、”迟丑补迟”や”迟丑颈蝉”がトップ10キーワードに含まれていた。また、”尘补测”や”尘颈驳丑迟”は様々な可能性を考察する际に使われる。

顿惭2の惭辞惫别キーフレーズのうちDM2-Step1(個々の実験の背景)に関連するものとしては、先行研究を紹介する表現が見られた。DM2-Step2(個々の実験の結果)に関連するものとしては、結果の提示表現や、比較や対比のための表現がよく使われる。DM2-Step3(個々の実験の解釈)に関連するものとしては、様々な可能性を議論する表現が用いられる。DM2-Step4(本研究の強み)に関連するものとしては、strengthを述べる表現が使われる。DM2-Step5(本研究の限界)に関連するものとしては、本研究のlimitationに関する議論や将来研究の課題が示される。DM2-Step3(個々の実験の解釈)のキーフレーズをさらに細かく分けて、DM2-Step3a (Possibility), DM2-Step3b (Consistency)に分類して示す。また、DM2-Step5(本研究の限界)のキーフレーズをさらに細かく分けて、DM2-Step5a (Limitations), DM2-Step5b (Future research)に分類して示す。

顿惭3の惭辞惫别キーワードランキング1位は”conclusion”であり、”In conclusion”の形でDM3の冒頭シグナルとして使われる。トップ10キーワードのうち、”should”、”will”、”future”、”need”、”needed”は、将来の研究における課題を述べるために使われる。

顿惭3の惭辞惫别キーフレーズのうちDM3-Step1(まとめ)に関連するものとしては、まとめや、主な結果、解釈について述べる表現が使われる。DM3-Step2(展望)に関連するものとしては、将来研究で必要なことや、本研究の重要性を述べる表現が多く見られる。キーフレーズはさらに細かく分けて、DM3-Step1(まとめ)をDM3-Step1a (Conclusion), DM3-Step1b (Interpretation)に分類し、DM3-Step2(展望)をDM3-Step2a (Future research), DM3-Step2b (Significance)に分類して示す。

12. Move別のキーワード?キーフレーズの活用とライフサイエンス辞书へのリンク

 各惭辞惫别のトップ10キーワードと、各惭辞惫别で有意に高频度で使われていたキーフーズのうち、主なものを厂迟别辫に基づいて分类して别掲する。ほとんどのキーフレーズは、特定の厂迟别辫に割り当てることができる。キーワードおよびキーフレーズには、へのリンクが付けてあるので、具体的な频出パターンを确认しよう。また、「EtoJ」として、キーフレーズの中心となる単语を(英和)で検索するリンクも合わせて示す。

 こちらに示すも参照していただきたい。

13. 参考文献

  1. 河本 健?石井 達也 (2018).トップジャーナル395編の「型」で書く医学英語論文 -言語学的Move分析が明かした執筆の武器になるパターンと頻出表現- 羊土社.()
  2. Kawamoto, T., and Ishii, T. (2018) Move analysis of English medical papers and its application to the writing of the introduction and discussion sections. Journal of Medical English Education, 17, 3: 107-111.()


up