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<詳細情報>星野 一郎 (ほしの いちろう)

担当科目

财务会计论,会计政策论

主要な研究业绩

?『金融危机の会计的研究―米国厂&补尘辫;尝危机と时価评価―』同文舘,(1998年)。
?『会计政策の法则―会计行动の特性と背景―』同文舘,(1999年)。
?『金融机関の时価会计―背景?役割?影响―』东洋経済新报社,(2001年)。
?「融资の资本金への『転换』行為にかんする会计学的考察―东京相和银行による偽装増资事件をめぐって―」『広岛大学経済论丛』第26巻第3号(2003年3月),27-42页。
?「财务会计における规则性の形成―社会的认知としての位置づけ―」『マネジメント研究』第3号(2003年3月),1-15页。

自己笔搁

わたしは大学院在学なかから一贯して,金融机関?金融商品等についての会计理论と会计政策をめぐる问题,ならびに,会计基準の设定プロセスと适用プロセスにおける経済的影响と政治的圧力などについて研究してきた。したがって,その研究业绩も,こうした领域に集中している。

院生に対する教育においては,できるだけ分かりやすい讲义をこころがけ,具体例や数値例そしてケーススタディに重点を置いた教育方法を実践している。财务会计にかぎらず,およそ社会人が大学院で勉强することの主要な目的は,たんなる技术の习得ではなく―もちろん,これも重要には违いないが―,议论展开のうえでの説得力や论理性を身につけることにあると考える。讲义においても,またゼミにおいても,わたしは基本的にこうした考え方に立脚した教育を目指している。
このような教育目标を达成するためには,多面的な観点からの検讨?议论がきわめて必要と考えられる。こうした多面的な観点の涵养は,特定の分野の知识を习得するだけでは不十分であり,隣接または関连する领域についての学习が必要である。このような意味において,财务会计は恰好の素材となる。経営学,経済学,ファイナンスそして商法等が复合した领域が财务会计なのである。

わたしの讲义やゼミにおいては観点の多様性および発想の柔软性を重视する。そのためには,できるだけ自分で问题点を见つけ出し,その解决法について他者との议论を积极的に展开することが肝要である。同时に,自己の见解を文章や図式等をもって他者を説得するための修练を重ねることも必要である。特定の固定観念でしか観察できなくなったら,研究者としてはもちろん,経営者や管理者,そして高度専门职业人や起业家にとって,それは精神的な死を意味する。

星野一郎研究室(财务会计)绍介

星野研究室では,会计学,そのなかでも财务会计论を中心に研究しています。以下においては,指导教员である星野个人の研究テーマや研究业绩などと,星野研究室に所属する院生(そして修了生)のそれに分けて,その研究内容等を説明します。なお以下の记述は,すべて,2006年11月15日现在のものです。

星野による研究の概要とそのアプローチ

星野の研究テーマは,下记の「星野のおもな研究テーマ」にかかげてあるとおりですが,その特徴とアプローチについて简単に説明します。

星野がこれまでにおこなってきた研究の特徴としては,会计基準や会计情报の作成プロセスにかかる会计问题を,たんに技术的な问题として认识するのではなく,その背后にある事情や背景などとの関係にも着目した研究を展开しています。その研究アプローチは,テーマ研究(的),ケーススタディ(的)なものです。そこにおいては,特殊なケースを究明することによって,财务会计のエッセンス(一般理论)を抽出しようとしています。

また今后数年间は,とくに金融机関の贷倒引当金についての,制度的,理论的そして実証的な研究を展开する予定です。

なお,このような研究テーマやアプローチについては,星野によるものであり,それを院生に押し付けることはしません。もちろん,こうした研究テーマやアプローチに関心があれば,それはそれで好ましいことと思います(しかし,だからといって,そうでないかたがたを排斥することはしません。多様な関心と観点を有するかたがたを歓迎します)。

□ 星野のおもな研究テーマ
?会计基準または会计情报にかかる経済的影响と政治的圧力
?金融机関にかかる会计问题(とくに制度的,経済的な侧面に着目したもの)
?金融机関の贷倒引当金にかんする会计问题
?金融商品にかかる测定とディスクロージャー

□ 星野のおもな研究業績(単著の研究書のみを掲載)
『金融机関の会计政策―时価会计?利害调整?情报操作―』中央経済社,2005年。
『金融机関の时価会计―背景?役割?影响―』东洋経済新报社,2001年。
『会计政策の法则―会计行动の特性と背景―』同文舘,1999年。
『金融危机の会计的研究―米国厂&补尘辫;尝危机と时価评価―』同文舘,1998年。
この「研究室绍介」は,教员の研究业绩公表の场ではないと认识していますので,教员の研究テーマやその业绩等についてこれ以上记述しません。上记以外の星野による研究业绩とその评価については,検索エンジン等を利用して确认してください。

□ 星野が所属する学会
?日本会计研究学会
?国际会计研究学会

星野研究室院生の研究テーマと研究活动実绩(概略)

□ 星野研究室在学生のおもな研究テーマ
「惭&补尘辫;础と公司価値の理论的?実証的研究」(博士课程)
「寄付金の会计学的考察」(博士课程)
「贷付债権の証券化における会计?监査」(博士课程)
「キャッシュ?フロー计算书と公司评価」(博士课程)
「会计情报の戦略的活用とその有用性」(博士课程)
「生命保険会社の株式会社化后の会计的研究」(博士课程)
「情报化と中小公司の会计」(博士课程)
「条例制定権の研究」(博士课程)
「公司结合会计の动向」(博士课程)
「キャッシュ?フロー会计と财务会计」(修士课程)
「减损资产の状况别测定基準」(修士课程)
「税効果会计基準の适用范囲」(修士课程)
「税効果会计が自己资本比率に与えた影响と早期是正措置の有効性」(修士课程)
「公司の社会的责任(颁厂搁)と公司会计―环境会计による会计领域拡张の试み―」(修士课程)
「不动产鑑定评価における経営(者)贡献度の考察―収益価格を中心として―」(修士课程)

□ 星野研究室修了生のおもな研究テーマ(論文タイトル)
「第叁セクター法人の倒产」(博士论文)
「公司の利益と课税所得の関係―税効果会计の及ぼす影响について―」(修士论文)
「海运业会计―船舶の减価偿却を中心として―」(修士论文)
「固定资产评価の现状と课题―日本基準の减损会计―」(修士论文)
「税効果会计と金融机関」(修士论文)
「贷倒引当金についての会计构造」(修士论文)
「退职给付会计の理论と効果」(修士论文)
「フリー?キャッシュ?フローの把握における烦闷」(修士论文)
「公司结合における会计処理手法のあり方」(修士论文)
「金融机関の不良债権とその影响―自己査定制度と実証分析を通じて―」(修士论文)
「狈笔翱法人に対する课税のあり方」(修士论文)
「船舶ファイナンスの考察―船主と金融机関の行动を中心として―」(修士论文)

□ 星野研究室院生の研究活動実績(概略)
会计学の领域においてもっとも歴史と権威があるのが日本会计研究学会ですが,星野研究室では,とくに博士课程に在籍している院生を中心に,この学会の全国大会と関西部会での报告を毎年おこなっています。その成果は,学术雑誌『会计』に掲载されています。

また『会计』以外の学术雑誌に论文を投稿し,掲载されている院生もいますし,さらには,研究书や体系书を共着で公刊している院生もいます。

なおマネジメント専攻は,社会人大学院であり,研究者养成大学院ではありませんが,星野研究室では,现在,博士课程に2名の大学教员(専任)が在籍しています。

ゼミ教育方针(教育目标,基本方针)

星野研究室における基本的な教育方针は「自由」です。院生が执笔する论文のテーマやアプローチは,原则的に院生の自由にゆだねています。论文执笔者がみずから関心をもてない研究上のテーマやアプローチでは,热意をもって研究することはできないからです。

□ 教育目標
财务会计にかぎらず,会计学は,技术的な要素が强い学问领域ですし,また実务上もそうです。财务会计においては,ともすれば测定や计算にかかる技术や手法の习得が注目されがちですが,そしてそのような技术の理解と习得も大切ですが,もっとも重要なのは,そうした技术や手法における基本的な考え方やセンスを修得することだと考えます。讲义においてもゼミにおいても,そのような考え方に基づいて展开しています。

また,秀逸な论文を执笔するうえで肝要なことのひとつに,観点の多面性があると思います。ひとつの现象や制度についても,それを多面的に観察,考察することによって,优れた研究成果が产出されるものと考えます。

さらに,近年,问题発见能力と问题解决能力が重视される倾向にありますが,このことは,财务会计の研究と実务にも妥当します。絶えずそれを意识した调査,研究を展开することによって,とくに问题発见能力を涵养することを重视します。

□ 基本方針
星野研究室においては,毎回报告者を决め,その报告に対して,ゼミのメンバー全员による质疑応答をおこなっています(毎年度,院生と相谈してゼミ実施の曜日と时间は决めますが,ここ数年间は毎週土曜日の午后にゼミをしています)。このようなゼミのやり方は,一般的なものと思いますが,そこで重视されることは,上记に述べた観点の多面性を涵养することにあります。

星野研究室では,研究についてはもちろんのこと,恳亲会や合宿などの行事についても,院生たちは积极的に参加しています。本専攻は社会人大学院ですので,时间的に都合がつかない院生に対して强制しているわけではなく,あくまでも,自主的な参加を旨としています。

またとくに博士课程在学の院生には,日本会计研究学会等での研究报告,そして,レフリー誌への投稿を,积极的におこなうことを奨励しています。

なお星野研究室では,星野が执笔した『论文の书き方?引用の仕方-観察力?洞察力?説得力-』というパンフレットを,毎年改订し,ゼミ生のうちの希望者に无料で配布しています。

入学者へのメッセージ

星野研究室の在学生人数は,マネジメント専攻の他の研究室にくらべて,比较的多くなっています。また多様な职种と年齢によって构成されています。このような多様性は,先述した観点の多面性を涵养するうえでも有益と考えます。

たんなる会计技术の习得ではなく,そのエッセンスを理解,修得し,それを実践に活用する意欲と関心をもった入学者を,こころから歓迎します。なにか质问があれば,远虑なく问い合わせてください。


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